糖尿病と高血圧は腎臓病に至る恐ろしい病気!原因と防止の考え方!

腎臓病はある程度進行すると専門医でも治すのは難しい病気ですが、その原因が主に糖尿病と高血圧であることをご存知でしょうか?

腎臓病が更に悪化すると殆どの医師は次の治療として人工透析を選びます。

人工透析は通常週3回の治療が必要なので長時間外出(旅行、その他)も難しく、治療の苦痛や治療費大等の日常生活に多くの支障を来たします。

腎臓病はこのように恐ろしい病気でありながら人工透析に至る経緯を知らない人も多いので、注意喚起も含め今回記事を書く事にしました。

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糖尿病と高血圧の関係はなぜ?

糖尿病の人に高血圧が多いのは統計的に証明されていますが、その原因はなぜだと思いますか?

夫婦で糖尿病を体験した結果から私は、主に次のような推測をしています。

糖尿病の原因で一番大きいのは、糖質量の多い食べ物と甘い飲み物を多く摂っていることです。

そして、これらに慣れた人は味の濃い食べ物を好む傾向にあり、調味料も多めに使うので塩分過多、砂糖過多の傾向が強くなります。

以上が糖尿病と高血圧になり易い原因になるのです。

でも、これら全ての人が糖尿病・高血圧になるわけではなく、運動量やストレスの度合い、年齢などによって病気にならない人もいます。

腎臓病の主な原因と人工透析

腎臓病の主な原因は糖尿病からの合併症と高血圧によるものと云われていますが、一般的にあまり知らない人も多いようです。

腎臓病初期の自覚症状は足のむくみ(浮腫)ぐらいですが、検査をすればクレアチニン、タンパク尿、血尿、高血圧などの結果が出てきます。

そして、更に進行して腎蔵機能が低下(腎不全)するとむくみもひどくなり、肺に水が溜まったりして呼吸が苦しくなることもあります。
 ※私の家内はこの症状が出ましたが、その時には手遅れでした

これぐらいになるともう回復は難しく、殆どの医師が人工透析治療を推奨してきます。

人工透析は上記にも記載しましたが、治療は週3回(通常は4時間透析)必要で一生続けなければならず、副作用もあって苦痛であり、費用も多大になります。
 ※治療費の支払いには福祉制度(支払い軽減)があります

腎臓病の主な原因1「糖尿病腎症」

腎臓病の原因として最も多いのが「糖尿病腎症:約40%」ですが、これは糖尿病の合併症で広く知られています。

糖尿病で血糖値が高い状態が長く続くと腎臓を痛め機能が低下していくので、糖尿病の方は合併症を防ぐために血糖値を早急に下げることが必須となります。

 ご参考⇒ヘモグロビンa1cを一気に下げるコツ!ラクに作れる献立で血糖値を改善

腎臓病の主な原因2「高血圧」

高血圧の原因としては、肥満、塩分の摂り過ぎ、ストレスや喫煙などが上げられますが、これが腎臓病になり悪化して人工透析に至るなど私は思ったことはありませんでした。

恐らく私と同様の方は多いと思われますし、仮に高血圧になれば薬(降圧剤)を飲めばと思う人は多々いると思います。

しかし、薬には副作用があり飲んでいる降圧剤が腎臓の機能低下を促すことも人によっては起こり得るのです。

また、腎臓病に処方される薬(利尿剤など)にも同様の副作用があるし、治療を受ければ治る保証はありません。

従って、高血圧も糖尿病も食事療法で対策するのが最も良い方法であり、安易に薬を飲めば良いというのは考えものです。

高血圧も糖尿病も人工透析のリスクがあることを知ってほしいのです。

ちなみに私はヘモグロビンa1c「7.3%」の糖尿病で合併症のリスク大でしたが、即食事療法を実施して現在は「6.2~6.3」に下がり、腎臓病は発症しておりません。

まとめ

現時点、腎臓病はある程度悪化すると専門医でも治すのが難しく、人工透析治療を受けざるを得ない状況に追い込まれます。

腎臓病の原因は主に糖尿病の合併症からなる「糖尿病腎症」と「高血圧」なので、糖尿病と高血圧の方は早急に対策・治療を受ける必要があります。

ただ、治療を受けて投薬すれば治る、改善すると安易に考えるのは問題があります。

その理由は、薬には副作用を持ち合わせており人によっては腎臓病を悪化させることも起こるからです。

私の家内は糖尿病で合併症を起こしたほどの重症でしたが、薬治療を受けたにも関わらず腎臓病は悪化し続け人工透析に至りました。

私の場合は合併症の一歩手前でしたが、投薬はせず、食事療法のみで合併症を防止できました。

よって、糖尿病の予備軍の方、糖尿病で合併症をまだ起こしていない方、そして高血圧の方でまだ腎臓病になっていない方は、まだ間に合うと思うので注意してくださいね。

以上、参考になれば幸いです。

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