血糖値の自己測定と食事の糖質コントロール-問題点も幾つかあり!

糖尿病合併症の家内、糖尿病の専門医は血糖値の自己測定は不要と言ったが、いま以上の悪化を防ぐためには、自分たちで数値を知って行動をすることが不可欠とだと思います。

なぜ、医者が不要と言った血糖値測定を敢えて行う動機は、糖尿病で入院した患者が退院後に悪化して再入院する比率が、ある病院では「80%」にもなると聞いたことが頭に残っているからなのです。

そして、壊疽で左足を切断した家内を二度と再入院をさせないため、絶対に必要な予防法だと思うのです。

スポンサーリンク

購入した血糖値測定器

購入した血糖値測定器は、価格が手頃で操作も簡単な「TERUMOのメディセーフ フィット血糖計」です。

血糖値測定器テルモ

 詳細はこちら⇒血糖値の測定を自宅で行う-糖尿病合併症に欠かせない!

血糖値の自己測定結果

家内が8月末に退院した頃は、血糖値が安定しているのでインスリン注射はしないというのが病院の判断で、退院後の9月3日に糖尿病の専門病院で診察を受けた時も同様の判断でした。

この時期(8/25~8/31)の血糖値は空腹時血糖値:130~150だったので、私たちの当面の目標として「空腹時血糖値:120~130」を目指すことに決めました。

なお、自宅療養において病院からの血糖値目標は示されておりません。

血糖値の自己測定の第1週目(9/9~15)

食事献立の糖質を1日に120gぐらいを目安にして作っていたので、血糖値の低下を期待していましたが、以下の測定結果に驚きを禁じえませんでした。

空腹時血糖値:162~169

これは、自宅に帰ったことで家内に我が儘が出てきて、食事に対しても味付けに文句を言ったり、ドレッシングやジャムなどを使いたがるのを多少認めたことも原因の一つかもと思います。

また、糖尿病専門医の食事指導において私たちが当初計画した献立に対し、ご飯を1食100gにするよう指導があり、それに従った結果も含めこの週の血糖値が、8月末より高い結果となったので、家内には厳しく、そして病院の指導を鵜呑みにせず、献立を修正することにしました。

血糖値の自己測定の第2週目(9/16~22)

第1週目の結果が悪かったので、即次の手を打ちました。

・ご飯の量を昼80g、夜50gに修正し、おかず類を少し増やしました
・食べる順番を「野菜-おかず(魚、肉)-味噌汁-ご飯-果物」にした

その結果の血糖値は、

空腹時血糖値:136~146

となり、一応の効果が出ましたので更なる改善を考え、進めることにしました。

血糖値の自己測定の第3週目(9/23~29)

これまでもやってきましたが、パン、野菜、調味料など低糖質タイプを揃えて食べるようにしました。

その結果の血糖値は、

空腹時血糖値:129~139

測定開始3週間目で、ようやく目標とする血糖値:120台が出ましたが、コンスタントに維持することは簡単ではないようです。

更なる改善が必要ですが、よく考えてチャレンジしていきます。

血糖値測定時のミス事例

血糖値の測定自体は簡単ですが、唯一ミスを起こしやすいのが血液が少なくて測定できないことです。

私たちが購入した測定器の針は「0.8mm」、痛みは殆ど無いのですが指を事前に揉んでおかないと、射しても血液が少量しか出ず測定できない場合があるのです。

そうなると針とチップ共に使えなくなるのでその分損失になります。

針とチップは合わせて100円以上になり、私たちは5回ぐらい失敗したので約600円の損失になりました。

このミスってばかばかしいですが、針を太くして痛くなるのも嫌だし。

まとめ

血糖値を自分で測定することは、自宅療養で糖尿病を再び悪化させないために必要不可欠と思います。

そして、測定結果を食事献立に反映し、日常生活を改善していけば糖尿病を改善することも可能ではないかと考えます。

一般的に自宅に戻った患者は、食べ物や生活に我が儘が出てくるもので、家族もそれに妥協してしまいがちです。

これが自宅療養で糖尿を悪化させる大きな要因であると思います。

しかし、日常的に血糖値を測定していれば、その数値を見せて食事や生活の改善が必要であることを説得出来るのです。

数値無しに説得するのは容易ではありませんからね!

この説得と改善する行動こそが、糖尿の悪化を防ぐ重要なポイントだと思うので、油断せず頑張っていこうと思います。

【関連記事】
下がり傾向の血糖値が上昇に転じた-原因はストレスと睡眠不足?

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする