薬の長期服用の副作用か-貧血が進み腎機能も悪化!

家内の糖尿病のかかりつけ医に3回目の診察を受けましたが、血糖値が落ちついており体も元気なのに、血液検査では貧血が進み腎機能も悪化しているデーターが出ました。

貧血状態は入院していた8月頃にもあって、改善するためA病院で鉄剤(フェロ・グラデュメット錠105mg)が処方され退院した現在まで飲み続けていますが、まったく効果が出ていない結果になり、むしろ悪化しているのです。

もう一つの腎機能もクレアチニン(CRE)が「1.18→1.83」と悪化しているデーターがでました。

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薬の長期服用の副作用とかかりつけ医は指摘

家内は糖尿病合併症で壊疽になり2月末に左足を切断しましたが、その時から幾つもの薬が処方され、8月末の退院後も継続して飲み続けるよう伝達されて今日に至っています。

しかし、足の切断後8ヶ月が経過し、血糖値も血圧も安定し体も元気な状態が続いているので、2月末に処方された薬を飲み続けるのは好ましくないと診断しました。

鉄剤(フェロ・グラデュメット錠105mg)の効果が出ず貧血が悪化した原因

かかりつけ医の先生は、鉄剤の効果が出ないのは、血液凝固防止として服用している「エリキュース錠」の影響が大きいと判断しました。

そして、エリキュースは出血しやすい副作用があり、鉄剤の効能の邪魔をしている可能性があるので、服用を止めようと決めました。

腎機能の悪化の原因

2月末に手術をした当時は、糖尿病合併症で最悪の状態であった家内に、血圧降下剤や利尿剤が幾つか処方され、8ヶ月もの間継続して服用していました。

しかし、現在は血圧も安定してオシッコも正常に出ているので、これ以上飲み続けるのはマイナス効果になると判断して、利尿剤も1種類止めることになりました。

【血圧・利尿剤関連の薬】
これまで服用していた血圧・利尿剤関連の薬は、以下の3種類です。

カンデルサタン錠 8mg ( 高血圧症)
スピロノラクトン錠 25mg (利尿・降圧)
プロセミド錠 20mg (〃)

この中からスピロノラクトン錠を止めることになりました。

【不整脈治療剤】
その他、不整脈用の薬として「アミオダロン塩酸塩速崩錠100mg」も処方されましたが、心電図検査で不整脈の兆候は全く見られず、この薬も止めることになりました。

問題点は薬の処方の意図が紹介状に記載されないこと?

家内は2月末にM病院(救急病院)で足の切断手術をして3月中旬にA病院に転院しました。

その後、A病院を8月末に退院して自宅療養に入り、現在は自宅近くのかかりつけ医の診察を受けています。

この期間、服用している薬の殆どは足切断の手術をしたM病院で処方されたものです。

ところが、M病院で処方された薬の意図が紹介状で伝達されないため、転院先のA病院は薬の止め時が解らずそのまま処方を続け、退院後のかかりつけ医にも紹介状を送りましたが、薬の詳しい情報伝達がされませんでした。

これによって、かかりつけ医は情報不足に不満を漏らしており、もっと早く薬を止めておけば腎臓や貧血の悪化を防げた可能性がある旨の発言がありました。

これは患者にとっても不幸な出来事であり、医療費の無駄にもなっていると思います。

まとめ

薬の処方は、病状を改善するため行われるものと思いますが、救急病院などから転院を余儀なくされた場合、薬の処方の意図を紹介状で伝達しないと、病状にかかわらずいつまでも処方され続けることがあります。

これは医療業界に他病院の医療法に口出しをしないという掟のようなものから起こることと推定しますが、大病院から小病院に転院するような今回のケースでは、薬処方の意図が紹介状に記載されていれば、薬の副作用や無駄は起こらなかったと思うのです。

今回の私どものケースは異例かもしれませんが、長期入院、転院を余儀なくされた場合は、薬の副作用は要注意です。

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