糖尿病は自分で治す!hba1c「7.3」を「6.3」に改善した体験事例

糖尿病は合併症が出ていなければ、薬を飲まないで食事療法のみで治すことが可能です。

今回ご紹介の事例は、合併症一歩手前から糖尿病予備軍(境界型:hba1c6.0%~6.4%)まで下げた体験談です。

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糖尿病の合併症を出さない血糖値(hba1c)目標値

糖尿病になったら絶対に避けねばならことは、恐ろしい合併症(神経障害、網膜症、腎症」を出さないことです。

その合併症は、hba1c値(ヘモグロビンa1c)が7.0%未満であれば出にくく8.0%以上が続くと合併症が出る可能性が非常に高くなります。

糖尿病は自分で治す!hba1c「7.3」を「6.3」に改善した体験事例

糖尿病を治すための目標値

糖尿病は日本糖尿病学会が示す以下の判定区分により、hba1c値が6.5%以上、空腹時血糖値が126mg/dl以上となりますが、血糖値を下げる目標値は糖尿病の予備軍といわれる「境界型」まで下げることだと思います。

糖尿病は自分で治す!hba1c「7.3」を「6.3」に改善した体験事例

糖尿病の予備軍「境界型」の空腹時血糖値は「110mg/d~125mg/dl」、hba1c値は「6.0%~6.4%」ですから、ここまで下げれば糖尿病が治ったと言えるでしょう。

糖尿病と診断された初期の空腹時血糖値とhba1c値

私が自宅で空腹時血糖値を測定した時の数値は150~160mg/dlと明らかに糖尿病の範囲であったので、慌てて近くの糖尿病専門のクリニックで診断を受けました。

その時の血液検査においてhba1c値は7.3%であり、このまま放置すれば合併症が出る危険領域でした。

幸いにも合併症は出ておらず、私の糖尿病は薬を飲まないで治すことに決まり、食事療法の必要性の指導を受けました。

しかし、指導を受けた食事療法は一般的なものであり、明確なレシピや血糖値をどの程度まで下げるかの目標も示されませんでした。

私はこの時、糖尿病の専門医なのだから血糖値を下げる目標を示し頑張りましょうぐらいの事は言えよと思いましたね。

糖尿病を治す食事療法

前記したようにクリニック指導の食事療法はレシピを作るのが結構難しく、更に以下のような家庭の事情もありました。

我が家は3人家族ですが、家内が糖尿病の合併症で料理が出来ないので、朝食と昼食は私が、子供が仕事から帰り夕食を作るのです。

従って、料理下手の私はクリニック指導の食事療法を考慮した食事が作れず、夕食も無理な注文はできないのです。

以上から私は独自の血糖値を下げるレシピを作り、空腹時血糖値とhba1cを糖尿病予備軍(境界型)まで下げることを目標として取り組むことにしました。

空腹時血糖値とhba1cを下げる食事療法

私が立案して実施した食事療法によってhba1c値は当初「7.3%」でしたが現在は「6.3%」まで下がり、空腹時血糖値も「150mg/dl~160mg/dl」から「103mg/dl~117mg/dl」まで下がっています。

実際に実施した内容ですが主に以下の項目です。

1.夕食の量を減らし朝食の量を一番多くした
  従来の食事量は「夕食>昼食>朝食」となっていたが、「夕食<昼食<朝食」に
  変更した。

2.間食は極力減らす
  間食で饅頭、ドーナツ、甘い飲み物を摂っていたが止めた。

3.食べる順番を変えた
  野菜→魚&肉→ご飯&パン→果物の順に食べる

以上ですが、血糖値を下げて糖尿病を治す食事療法の詳細は、このブログの以下の記事に記載していますので、宜しかったご覧ください。

 ご参考⇒ヘモグロビンa1c・血糖値を一気に下げる献立!3食の糖質量変換の方法

ここには、私のような料理下手が立案した献立も掲載していますので、ご参考程度に見て頂ければ幸いです。

そ!身長170cmm、体重58.5kgの高齢男性が、糖尿病合併症の危険から回避した献立です。

まとめ

まず、糖尿病は合併症が出ていない時に適切な食事療法を実行すれば、薬を飲まなくても治すことが可能と申し上げます。

その食事療法は、医師の指導に基づきレシピが作れて料理が作れればそれで頑張るケースと、家庭の事情で医師の指導に沿ったレシピや料理が作れない場合は、私のように自分に合った献立を立案して実行するケースがあります。

従って、糖尿病を治す食事はそれぞれの家庭の事情により異なることを認識して、医師の指導のみにこだわらず柔軟な発想で実行することだと私は思っています。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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