家内が糖尿病合併症で左足に壊疽を発症して入院したのが2019年2月23日、入院後に直ぐ足を切断し、入院生活6ヶ月を経て8月31日に退院することになりました。
この間、いくつもの病状の判明、発症を乗り越え退院の運びになりました。
いよいよこれからは自宅療養、無事退院したことは喜ぶべきことですが、幾つもの病気を抱えたままの退院なので、油断をせず・甘えさせず生活をしていかねばと思っています。
一度、看護士に「糖尿病で退院した人が病状悪化で再入院する比率は?」と質問したら、「だいたい8割ぐらい」と言っていたのに驚きましたが、これからも療養生活の厳しさが伺えます。
糖尿病合併症の治療継続について
家内は左足の壊疽で膝下の約10cmの所を切断し、そのほか糖尿病網膜症と白内障で目が見えにくく、膀胱炎(ほぼ良くなったがバルーン設置)、不整脈・高血圧・血流改善などの薬も処方されています。
従って、これらの治療を続けながら血糖値を正常に近づける食事療法も続けていかなければなりません。
これからの生活はまったく未知の世界、試行錯誤しながら大きな過ちをしないように気を付けながら頑張っていこう思っています。
結婚生活45年、これまでお世話になった家内に、これからの一生は私が恩返しする番との思いです。
糖尿病の専門医をかかりつけ医にする
家内は病院嫌いで今回壊疽を発症するまで、殆ど病院には行っていませんでした。
それが糖尿病を重症にしてしまった原因ですが、壊疽になってからはA病院(外科)、M病院(形成外科)に入院し治療を続けてきました。
しかし、自宅療養になった以上、糖尿の専門医をかかりつけ医に持ち、これからの血糖値管理や食生活の指導を受けるのが望ましいと思い、自宅近くのG病院に通うことに決めました。
白内障と糖尿病網膜症
白内障は高齢者の殆どがなる目の病気ですが、網膜症は糖尿からくる目の病気です。
壊疽で足を切断した一次救急病院(M病院・・・自宅から車で1時間)での目の診断では、まず白内障の手術をして、その後に網膜症の治療をするべきだが、目が良くなる保証はないとのことでした。
ただ、M病院では足切断後の体調から考え、数ヶ月は手術が出来る状態ではないとの判断でした。
その内、M病院から一次救急の病院とのことで転院を促され、目の治療は保留のまま自宅から車で30分の外科病院に転院しました。
その後、自宅に近い一次救急病院(H病院)で目の診察を受けると、目の網膜がボロボロで白内障の手術もリスクが高いと言われ治療を放棄、開業医の眼科で治療を受けるように言われました。
仕方がないので目の治療も新たなT眼科(開業医)で診察を受けることに、果たしてどうなるのか?
膀胱2炎と尿道滞留カテーテル(バルーン付帯)
膀胱炎の発症は、胆嚢摘出後の後遺症で嘔吐・下痢が出た時に処方した薬(4種類と足切断時から処方されている整腸薬)が副作用を起し一向に改善せず、家内の体が憔悴して起こったものと思われる。(根拠はその後に治療したH病院が当該の薬を止めて治り、結論づけたことによる)
言わば膀胱炎はA病院の処方した薬の副作用調査不足により発症した主要因と思われるが、私たちに訴えるすべは無い。
そしてH病院の泌尿器からは尿道滞留カテーテル(バルーン付帯)を言い渡され、以後の治療は行わず私たちは自分でJ病院(開業医)で診察を継続することに決めました。
尿道滞留カテーテルがいつ取り外せるのか、それまでのカテーテルの交換などは専門性が高いからです。
まとめ
家内は糖尿病合併症で左足が壊疽になり、2019年2月末に膝下の約10cmmの所を切断手術をしました。
その後、入院生活を続けインスリン注射で血糖値をコントロール、糖尿病網膜症、胆嚢摘出手術、膀胱炎などを経て8月31日に退院しました。
しかし、幾つもの病気を抱えたままの自宅療養は油断できず、血糖値に配慮した食事、糖尿病専門医、眼科、泌尿器科医などの通院治療で、これ以上の悪化を防がなければなりません。
自宅に戻れば家内も甘えも出て来るだろうし、私も甘くなるかもしれないので、引き締めて一日一日の生活を規則正しく行わねばと思っています。
今日から新しい生活、実際に起こったことを記載していきますので、何か参考になれば幸いです。
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