高齢者の詐欺被害を予防する方法|公認団体以外にお金を渡してはいけない!

高齢者が多大のお金を失う詐欺被害が度々テレビで報道されているが、共通するのは未公認団体や知らない個人に大事なお金を渡してしまうことではないでしょうか。

儲かる投資話しや電話勧誘、振り込め詐欺などなども、その相手が国・官庁などに承認されたものかどうかを確認しないまま信用してしまったことが、被害の原因と考えられます。

最近では有名人になりすましの偽広告での投資話で何億も騙された人がいますが、簡単に楽して儲かることは殆ど無いと思いますよ。

まず、嘘と思えば間違いなし!

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株・金など投資における詐欺防止の鉄則

100%儲かるような投資話しは「ほぼ嘘!」です。

【投資の鉄則1】儲かることもあるが損することもあるのを肝に命ずる

投資においては100%儲かることは有り得ず、損するリスクが有ることを絶対に忘れてはなりません。

従って、100%儲かると言う人は信用してはなりません。

そして、もう一つ大事なこととして投資をする場合は、仮に全額失っても将来の生活に支障をきたさない余裕の資金の範囲に留めることに徹することです。

【鉄則2】投資金を預ける先は公認団体のみ

投資金を持ち逃げされる詐欺被害は、巧みに儲かるなどとの甘い言葉を信用し、しかも未公認団体や知らない個人に大事なお金を委ねた結果です。

株取引や金取引等などの資金は、仮に良い情報提供が有ったとしても公認団体以外へは絶対にお金を渡してはいけないのです。

例えば、株投資であれば公認の証券会社に口座を作り、そこで売買をすることです。

ネットでは、有名な堀江貴文氏・森永卓郎氏・前澤友作氏・池上彰氏などを名乗り投資を勧誘する人物を信用し、多額のお金を預け騙し取られた詐欺が横行していますが、とにかく未公認団体や個人にお金を託すことは絶対にしてはなりません。

主な詐欺被害の事例

最近、個人で大きな詐欺被害に有ったものを含め紹介します。

有名人や著名アナリストを語り投資の勧誘をしているのも詐欺が多い

上記にも記載しましたが、広告塔として有名人やアナリストを勝手に使う投資勧誘被害が増えています。(被害額:一人で約6億円有り)

例え有名人を信用していたとしても、その代理人に投資金を振り込んだり手渡ししたりするのは詐欺ですから絶対にやめましょう。

まず、有名人が自ら投資を勧誘することは絶対に無いことを知っておいてください。

そして、これらの勧誘団体は未公認(国・官庁が公認していない)ですから絶対にお金を託してはなりません。

【被害の原因】
・非公認団体、知らない個人に多大のお金を渡した
・投資金が多大過ぎる

証券市場に上場していない会社の社債販売詐欺

東京・大阪証券取引市場等に上場していない会社(一般的に個人は売買できない)が、高利回りなどと勧誘し社債を購入して被害を受ける。

証券取引市場に上場している会社は、多くの検査を受けて上場を認められているので信用しても良いでしょう。

しかし、非上場会社は公的な検査を受けていないので情報も少なく、信用しないのが無難です。

従って、株・社債等の購入勧誘が有っても買ってはいけないのです。

【被害の原因】
・非公認団体(無登録)の儲け話に乗ってしまった被害。

電話を通じてお金のやりとりは一切行わないこと

電話を通じての勧誘も多いのですが、相手が見えないので絶対に応じてはなりません。

電話勧誘には一切応じないこと

電話での株投資、金購入、電気料金等の安価などの勧誘は、相手の素性が良く判らないことが多いので、「私はやりませんので」と言って電話を切りましょう。

相手の話を聞いたりしていると付け込まれるので「私はやりませんので」と言って電話を切ればこれで終わりです。

【被害の原因】
・知らない団体にお金を渡して失敗したケース

オレオレ詐欺詐欺等への防止

孫がが使い込みをした、事故を起こしたなどなどで示談金が必要との電話詐欺も多いですが、これも知らない他人に振り込んだり、お金を手渡しするのは詐欺と思い一切やめましょう。

まず第一は、孫など本人に電話をして確認することが重要、必要ならお金は本人に渡しましょう。

本人に渡せないということであればそれは詐欺ですから警察に連絡・相談しましょう。

代理受け取りなんてどこの誰か分らない人にお金を渡してはいけません。

【被害の原因】
・全く知らない他人に送金したり、お金を渡したケース
・お孫さんに確認せず、全く知らない他人にお金を渡したケース

【究極の対策】
家族・親戚・友人等の信用できる人を電話帳に登録して、それ以外の電話は全て電話に出ず切ってしまう。

まとめ

頻発する詐欺に引っかからないためには、お金に関することに付いては他人を簡単に信用しないこと、国・官庁に公認されていない団体や知らない個人にお金を託さないことです。

そして、以下の鉄則を守れば詐欺には殆どかからないと思います。

・投資は損をすることもあるので万一ゼロになっても将来の生活が困らない範囲で行う
・国、官庁が公認していない団体や知らない個人にはお金を託さない
・株式投資は証券会社に口座を作り自分の責任で売買を行う
・金などの投資も売買を公認された団体・会社に口座を作り行う
・有名人が広告塔になって投資を勧誘することはない、もし有ればそれは詐欺です。
・電話でお金に関する勧誘は全て詐欺と思い「やりませんので」と言い電話を切る

以上のことに徹すれば詐欺には殆ど引っかからないと思います。

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