あんこが大好きで毎日でも食べたい人は糖尿病が気になりますが、誰もが糖尿病になるわけではありません。
また、糖尿病の人でも食事の工夫によって、あんこを食べながら血糖値を下げることも可能です。
これは糖尿病でありながらあんこを食べ続け早2年の体験に基づき申し上げているのです。
あんこを食べると糖尿病になる?
あんこ大好きの人は糖尿病になるのではと気にする人もいると思いますが、回答は「なる人もいるし、ならない人もいる」となります。
つまり、糖尿病はいろいろな相互作用によって発症するので、あんこを食べたら全ての人が糖尿になるとも言えないのです。
糖尿病はどのような人が発症する?
私の糖尿病が判明した時は、空腹時血糖値(150~160mg/dl)、ヘモグロビンa1c(7.3%)で合併症発症の危険領域でした。
それでも薬はまったく服用せず、食事の工夫によって空腹時血糖値(103~117mg/dl)、ヘモグロビンa1c(6.3~6.4%)まで下がっております。
そして直近2年間は殆ど毎日あんこをパンに塗って食べています。
この体験から糖尿病の発症は以下のような状況の人が発症すると思っています。
糖尿病が発症する主な原因
・3食の中で夕食の量が一番多い
・夕食の時間が遅い
・ほぼ毎日晩酌をする
・間食が多く甘い物を食べ、甘い飲料を飲む
・野菜の食べる量が少ない
・味付けの濃い食べ物が好き
・運動量が少ない
・店頭売りの弁当や即席麺、ラーメンなど食べることが多い
・1日の食べる量が多い
・便秘をしている
・ストレスを抱えている
これら幾つかの相互作用によって糖尿病になるのであって、あんこを食べたらなるとは決めつけられません。
あんこの糖質量と食べ物
通常、お店で売られているあんこは、砂糖が多く使われるので糖質量は多いです。
・あんこ100g:糖質量(48~55g)
・おはぎ1個(ご飯50g+あんこ40g):糖質量(約40g)
おはぎの糖質量は約40g、これは糖尿病患者の1食の糖質量目標値(20~40g)の最大値ですから、糖尿の人はおはぎを食べたら後は何も食べてはいけないことになります。
但し、健康な人はそれは適用されません。
毎日あんこを食べても糖尿病にならない事例
正直なところ私は、お彼岸(2回)とお盆の年3回ほど市販のおはぎを食べていますし、子供の日には柏餅を食べています。
しかし、毎日パンに塗るあんこは、一般市販のものではなく「低糖質あんこ」を使っています。

このあんこ100gの糖質量は「1.4g」とめちゃくちゃ少ないのです。
その上、市販のあんこと美味しさはまったく変わらず、飽きることはありません。
そしてパンに塗るあんこの使用量は15gぐらいですから糖質量は全く気にならない量です。
ですから糖尿病でも、毎日食べても全く影響がないのです。
ちなみに「低糖質あんこ」は、楽天で検索「低糖 あんこ」すれば幾つかの種類が出てきますので、良かったらお試し下さい。
ご参考として私がいま食べている3食の献立は、以下のような内容になっています。

これは料理を殆どしたことのない70歳後半の私が、家内を介護しながら自分の食事を作るために工夫した献立です。
まとめ
あんこが好きで毎日でも食べたい人は糖尿病が気になるようですが、糖尿病になるとはかぎりません。
ただ、気になる人は毎日食べるのは避けたほうが良いかもしれません。
でも、一日おきでも食べたい、毎日でも食べたいと思う方は一般店頭で売っているものではなく、「低糖質あんこ」を選ぶことをオススメします。
私は糖尿病ですが、あんこが大好きなので「低糖質あんこ」をほぼ毎日食べています。
なお、あんこは食物繊維を多く含んでいるので便秘対策にも効果的ですよ。
以上、参考になれば幸いです。
【関連記事】
・ヘモグロビンa1c・血糖値を一気に下げる献立!3食の糖質量変換の方法