自宅で介護を始めて!妻が病気になってその有り難みを知る!

妻が病気になって早3年、自宅で介護「在宅介護」を始めて家内の有り難みをつくづく感じています。

これまで約45年もの長きに渡り食事や家事一切を行ってきたわけで、私が半主婦で介護を始めてようやくその大変さに気が付きました。

妻の病気の9割は夫がつくるという言葉もあり、自分を振り返り反省もしていますが遅かりしですね。

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自宅での介護をするようになった経緯

家内は糖尿病の合併症(壊疽)で左足を膝下から切断、網膜症も患い視力も大きく落ち車椅子生活になりました。

これにより食事や掃除・洗濯、買い物など殆どの家事が行えなくなり、一日のほぼ6割はベット生活になりました。

これにより70歳後半に入った私が、自宅で家内の介護をすることになったのです。

なお、現在は腎臓病が悪化して人工透析を週3回受けることになりました。

妻ができる日常生活の概要

まず、家内は自分で掴まりながらベッドから車椅子に移ったり、ベッドに戻ることは出来ますし、着替えも自分で出来ます。

また、食事も自分で食べられ、簡易トイレをベッドの傍に置いており、不自由ながらも排便・排尿も出来ますす。

従って、介護といっても完全介護ではないので、まだ現在は楽な介護の部類かもと思います。

半主婦の私が行っている介護と主な家事内容

今、私が行っている日々の作業を以下にまとめました。

介護の主な内容

妻の介護と主な家事内容を記載すると次のようになります。

・日々の排便・排尿の処理(簡易トイレの容器の処理と洗浄)・・・数回/日
・体拭き用の蒸タオルの準備・・・1回/日
・人口透析のための3階からエレベーター送迎(クリニックからの送迎車まで)・・・週3回
・就寝前に蒸しタオルで足拭き及び体の痒みがひどいので薬の塗布・・・毎日
・冬場のみ加湿器の洗浄と水の交換・・・毎日
・2台の車いす(室内用と外出用の2台)の空気入れ・・・1回/3週

食事の準備と掃除洗濯など

食事は仕事をしている子供が一部やってくれるので、私の担当は次のようなものです。

【食事の準備】
・ご飯炊き(お米とぎから焚き上げまでの全て)・・・2日に1回
・自分の食事は朝食と昼食のみ作っています・・・毎日
・家内の食事は昼食のみ私が準備する・・・毎日
・食器洗い(朝と昼)・・・毎日

【買い物、掃除、洗濯など】
・食料や日用品の一部の買い物・・・週2回
・掃除は時々
・洗濯、洗濯物を干す&収納・・・毎日
・洗濯機のごみ箱掃除・・・1回/週
・お風呂の清掃・・・毎日
・トイレの清掃・・・随時

羅列すれば、半主婦としてやっていることはこんな感じです。

今、思うこと

半主婦を約3年やって思うことは、やはり食事の準備が一番大変だと思いました。

毎日、朝昼夜の献立を考え食材を揃え料理をする、これを家内は45年も文句を言わずにやってくれたのです。

自分でやって初めて解る家内の有り難み、これを思えばこれからは家内に尽くすことに何の抵抗もありません。

趣味のゴルフも一切辞めて、友人との交流も殆ど絶って家内に尽くすことにしました。

介護始め当時は、いったどうなるのか皆目見当が付かなかったですが、何とか3年間やってきました。

家内は糖尿病の三大合併症の全てを発症し現在は人工透析治療を継続中、その労苦・苦痛は計り知れませんが一生懸命生きようとしている気持ちは伝わるので、共に生きていこうと思っています。

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