糖尿病合併症の発症-壊疽で足切断-そして網膜症も!

私が家内の足の壊疽を見たのが2019年2月23日のこと、糖尿病合併症の発症時期は恐らく数カ月前ではないかと思われます。

左足の親指先から付け根まで真っ黒になり、人差し指から小指そして足首まで白っぽくなって、むくみと膿で酷いものになっていました。

こんな状態までよく我慢し、私にも言おうともせず、病院にも行こうとせずにいた家内、私には理解できませんでしたが、けっこうこのような人がいることを後で知りました。

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入院から足切断までの経緯

家内の壊疽を見て嫌がる家内を説き伏せ直ぐ病院に行くことにしましたが、当日は土曜日でしかもお昼前、診察は午前中で終わる病院が殆どです。

整形外科から紹介されて外科中心の病院へ

取り敢えず近くの整形外科に駆け込もうと急いで行ったら、その病院では処置できないので午後も診察しているA病院を紹介してくれました。

A病院は、脳神経外科、外科、大腸肛門外科、消化器外科、心臓血管外科、整形外科、リハビリテーション科、内科、呼吸器内科、消化器内科、 内視鏡内科などの治療が出来る病院で、入院ベッド(20)ぐらいの小規模の病院です。

診察は院長先生がしてくれて足を洗浄し、採血、超音波検査を行い左の下肢の静脈の血流を調べ、直ぐに足の切断が必要と言い即入院と言われました。

ただ、切断はこの病院では出来ないので、県の中心部にあるM総合病院に転院して切断することになるとのこと。

私は住まいの近くにあるH総合病院では出来ないのかと問いかけると、M病院が適していると言うので従うことにしました。

足の切断

A病院に入院したのが2月23日、M病院には救急車で転院(2月25日)し翌日(2月26日)に切断手術をしました。

誠にあれよあれよとの感じで足を切断、素人の私は目まぐるしい展開に唖然としていました。

切断した足はドライアイスで冷やし、火葬場で焼却し骨壷に入れて家で保管しています。

これもドライアイスの手配及び購入、市役所へ行って火葬の手続き、そして火葬の立会いなど全てが初めてのこと、大変でしたが何とかこなしました。

手術後、家内は不整脈や肺に水が溜まったので、何人かの医師が治療をしてくれましたが、総合病院の良さはこの点が凄いと思いました。

その他の合併症は糖尿病網膜症

M病院で入院中(約1ヶ月)に発見された合併症は、糖尿病網膜症で視力を著しく悪くいている原因でした。

私は白内障の影響が強いのではと思っていましたが、残念ながら網膜を損傷しており、視力の改善は難しいとの診断でした。

ただ、このまま放置すれば視力を失う可能性が高いので、まず白内障の手術を行い、続いて網膜をレーザー等で治療しれば、視力を守れる可能性はあるとのことでした。

なお、治療は血糖値の改善を行った後とのことでした。

左足の膝下10cmを切断して失い、その上視力を失うのは可愛そうなので、何としても現状の視力を守りたいと思いました。

まとめ

M病院で壊疽になった足の部分を切断し、その後入院中に網膜症にもなっていることが判り、糖尿病合併症の恐ろしさを改めて知りました。

壊疽は足の動脈の血行障害や重度の感染、神経障害等により発症するので、今後も血流の悪化には気お付けなければなりません。

さらに失明しないように網膜のレーザー治療に期待したいと思っています。

そして、血糖値の改善のため日々の努力も。

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