新型コロナの感染及び重症化予防のためワクチンの接種が急拡大していますが、糖尿病の人が接種後に死亡したとのテレビ放送が有って、接種するかどうか迷っている。
私たち夫婦は共に糖尿病ですが、家内は合併症を持つ重症の部類、私は薬は服用していませんがHbA1c:6.5~6.6(最高7.3)レベルです。
なお、コロナワクチン接種開始からこれまでに190人以上の人が接種後に死亡しているようですが、あまり話題になっていないのも気になります。
目 次
コロナワクチン接種後に亡くなった糖尿病の女性
6月初旬のテレビ放送で糖尿病の女性(74歳)が、コロナワクチン接種後のおおよそ3時間半頃に急死したとのことでした。
その女性は15年前ごろから糖尿病を患っていましたが、体調に異常は無く「かかりつけ医」はコロナワクチン接種は可能と判断しました。
ワクチン接種は5月28日の午後4時半頃で30分の経過観察で異常は無し、自宅に帰り午後7時頃に「胸が痛いから先に休むね」と言ったのが最後の言葉で、その後呼吸が一気に荒くなり救急搬送したが病院に着いたときは心肺停止で8時ごろに亡くなりました。
ワクチン接種後、わずか3時間半の突然の別れでしたとご主人の言葉でした。
思い当たる原因は「ワクチン接種」のみ、ご主人も「かかりつけ医」もその言葉のみでした。
なお、これまでワクチン接種後196人の方が亡くなっていますが、ワクチンの副作用と明確に判定されたのは1件もなく、判定の難しさを示唆しています。
糖尿病重症の家内のコロナワクチン接種可否を考える
家内のかかりつけ医は、糖尿病重症の家内にワクチン接種を薦めていますが、前記の女性のこともあり即接種OKというわけにはいきません。
それは医者であってもコロナワクチン接種の初期段階では、副作用等を明確に把握していないからです。
医者を信頼する、信頼しないとの判断ではなく、現段階では「危うきものには近寄らない」ことも必要と思うからです。
コロナワクチン接種を受けられない人の判断基準
ワクチン接種に当たり厚生省では「受けられない人」、「要注意で医師の判断を仰ぐ」などの指針を出しています。
それを基に家内の病状に当てはまる項目を摘出したところ次のようになりました。
・血小板減少症
・心臓、腎臓などの疾患
・インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、他の病気を併発している糖尿病
・高血圧
以上が家内が該当する項目になりますが、かかりつけ医は「接種可能」の判断をしました。
しかし、これまで自粛を続け感染しなかった我が家族、致死率が低いとはいえワクチン接種の危険を犯すのも問題です。
家内のワクチン接種は急がず
重症の糖尿病の家内は数種類の薬を処方され服用していますが、その過程で慢性腎臓病、糖尿性心不全なども併発しています。
これらから厚生省が示すコロナワクチンの接種に関して「要注意で医師の判断を仰ぐ」病状の4項目が該当しています。
かかりつけ医の医師は、ワクチン接種OKの判断をしましたが、家族会議の結果「家内の接種は見送り」にすることにしました。
その上で、私や家族はワクチン接種を行い、引き続き自粛を続けコロナウイルスを自宅に持ち込まないように気をつけていくことにしました。
コロナワクチン接種への今後の考え方
重症の糖尿病であるからこそコロナワクチン接種の副作用が怖い、しかし感染して重症化するのも怖い、ジレンマに陥る我が家ではあるが、取り敢えず今回は接種を回避することにした。
そして、当面は感染しないように自粛を継続、世の中の状況・動向を把握しながらワクチン接種の判断をすることに決めました。