糖尿病網膜症でレーザー治療の開始-網膜光擬固術

家内は2年ぐらい前から目が見えにくくなっていたようで、私は白内障を疑っていた。

しかし、今年の2月末に足の壊疽で入院し足切断、治療の過程で白内障と糖尿病網膜症に罹っていることが分かった。

やはり壊疽になるぐらい進んでいる糖尿病は、幾つかの合併症をすでに患っているようだ。

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家内の糖尿病網膜症の治療法を聞いてみた

いろいろな経緯があって家内の治療法を3つの病院(眼科医)に聞いてみた。

M総合病院眼科医の治療法

今以上に視力を回復するのは難しいと思われるが、まず白内障の手術を行い、その後で網膜症の治療でレーザーを使うとのことでした。

ただ、診断した時点では足を切断して間もなかったし、手術は先になるのでこの病院での治療は考えていませんでした。

M病院は県庁所在地にある総合病院で、ほぼ全ての医療科をもっている優秀な病院です。

H総合病院眼科医の治療法

この病院は県内の北地域にある総合病院で、県内の三大病院に挙げられるレベルの高い病院です。

この病院の眼科で診察を受けたのは、胆嚢摘出手術及び消化器内科に入院した経緯もあり、診察を受けました。

診察結果は、「網膜がボロボロで白内障手術もリスクが高く、網膜も治療出来ない」と治療を拒否され、経過観察しかないと言われました。

経過観察は失明を待っていることに繋がり、私たち家族はがっかりしたものです。

R眼科医の治療法

この眼科医は、県内の南地域にある有名な大学病院に勤務し、その後M総合病院の眼科にも勤務していた医師が、開業したもので私たちが住んでいる所に近い病院です。

そして緑内障を患っている私が通っている眼科でもあります。

この眼科医の治療法は、白内障はさほど悪くないので、先に網膜症の治療をします。

治療はレーザーを使う「網膜光擬固術」で、両目を3回ずつ行いますとのことでした。

そして家内の症状は、網膜症の症状レベル7段階の「4」の状態とのことでした。
1.血液の流れが悪くなり、網膜に小さな出血が出現
2.血液の不足部位(無血菅野)に非常に出血しやすい新生血管ができる
3.症状によって網膜に浮腫が起こり視力が低下し始める
4.新生血管から眼内に噴出するように出血する(硝子体出血)
5.眼内にかさぶたのような膜(増殖膜)ができる
6.増殖膜が網膜を引っ張り、網膜剥離が起こります。
7.最終的には失明となる

この治療法は、H病院の治療放棄とは全く異なる提案であり、私たちに希望が出てきました。

M病院とR病院は順序は違うが治療法も似ており、H病院のレべルの低さに驚いたものです。

以上から私たちはR病院を選び、手術の開始は10月10日に開始することが決まりました。

まとめ

いろいろ経緯はありましたが家内の糖尿病網膜症の治療法について3病院の眼科医から聞くことができ、最も明確な治療法を提示したR病院のレーザー法「網膜光擬固術」を受けることに決めました。

この治療法は3眼科医の内、2医師が提示したものであり、手術は自宅に近いR病院で受けることに決めました。

手術は10月10日から開始、10月末までに3回行われます。

結果は後日に報告します。

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