コレステロールは食事では下がらない？LDL-CHOを食材で下げる実験

LDLコレステロールは食事では下がらないと言う説がありますが、果たして正しいのでしょうか？

この説は、食事療法でコレステロールを下げようとしている人を挫折させるほどのインパクトがあります。

ですが、これに従ってスタチン薬を使用するのは安易であり、当面は自分を信じて食材・食事法で下げる努力をしていきます。

LDLコレステロールを実際に下げた事例

私のLDLコレステロール値は基準値（70～139mg/dl）に対して、食事療法で以下のように推移しています。

2022/08　　170mg/dl
ーーー食材の選択＆食事法の実践後↓ーーー
2022/10　　153
2023/02　　150
2023/04　　134

このコレステロール値は薬は全く使用せず食材と食事法のみで下げた実績であり、どこまで下げられるかは別にして食事でもある程度下げられる証明でもあります。

食事ではLDLコレステロールはほとんど下がらない説とは

これはネットに掲載されている「食事ではLDLコレステロールはほとんど下がらない」の記事であり、Hクリニックの医師が自分自身の体験や患者さんのデーターに基づき発表したものです。

従って、医師の体験や患者さんの診察・観察の結果であり正しい結論だと思いますし、コレステロールを下げる薬（スタチン）の服用を推奨するのも正しいと思います。

しかし、いま世の中にはコレステロールを下げるという食材や飲料、そして食事の摂り方など様々な方法が提案されており、これらが全て否定されるものではないと私は考えます。

なぜか、それはこれらの食材の全てをH医師が検証したとは思えないからです。

Hクリニックの医師がサイトに記載した主な内容

これは2019年3月に投稿された題名「食事ではLDL-コレステロールはほとんど下がらない」に書かれた内容で主なものを抜粋します。

これはこれで一つの実証であり正しいと思います。

糖尿病患者はコレステロール値を90mg/dl以下にする？

なお、糖尿病患者はコレステロール値を90mg/dl以下にするとのことは、私は初めて知ったことで数病院の医師からも聞いたことはありません。

また、70未満は脳出血や癌が増えるとの説は、糖尿病の家内がスタチン薬（１錠）を飲み、コレステロール値は48～67と70未満ですが、医師は危険だとは一度も言ったことがありません。

つまり、医師によってこれほど見解が異なるのが実態なのです。

LDLコレステロールのガイドライン

日本医療機能評価機構が出している推奨ガイドラインでは、糖尿病患者の血液中のLDLコレステロールは120mg/dl未満、［冠動脈疾患（狭心症｣と（心筋梗塞）がある場合は100mg/dl未満］となっています。

従って、糖尿病から脱出した私は当面は120未満を目指し食事療法に取り組むことにします。

LDLコレステロールを下げる食材と食事法の実践

私のLDLコレステロールは上記に記載したとおり2022年8月時点で「170」でしたが、独自に食材を選定し新たな食事法を採用しした結果、2023年4月には「134」まで下げることが出来ました。

この間に実施した主な対策は、主に以下の２点です。

・コレステロールを下げると言われている食材を数多く取り入れた
青魚、納豆、黄緑色野菜2品、もずく、緑茶など

・生活習慣病の改善効果があると評判の「地中海式食事法」と上記食材の合体
黄緑色野菜4品追加、赤ワイン及びナッツ類の追加、肉類の減少など

コレステロールを下げる方法としておすすめなのが地中海式食事法です。
この採用過程については以下に記載しましたので宜しかったらご覧ください。

【課題】
残念ながら上記の試みでは目標の「120未満」を達成できていませんが、更なる工夫をしていこうと思っています。

今後の主な取り組みは次の通りです。

・地中海式食事法で未採用の食材（全粒穀物）の取り入れ
・更なる食材の調査と採用
・食事によるコレステロールを下げる限界の見極め

まとめ

LDLコレステロールを下げる方法には食事療法と薬（スタチン）治療があり、医師によって治療法も異なります。

私のかかりつけ医は薬は一切処方せず食事療法と「運動せよ」と言いますし、上記記載のH医師は「食事では下がらない」からスタチン薬を推奨しています。

実際、「170」だった私のコレステロールは食事療法で「134」まで下がましたし、まだまだ下がる可能性はあると思っています。

そして今、期待しているのは白米ご飯から全粒穀物（玄米など）ご飯への50％代替えです。

つづく