糖尿病の血糖コントロール目標は基準値?4年間実践し完治は可能?

糖尿病になったら自分の血糖値の目標を定め、まずは合併症(神経障害、網膜症、腎症)の危険から回避し次に健康人クラスの基準値を目指すことが大切だと思います。

これは合併症予防だけでなく、再び糖尿病の危険領域にリバウンドしないためにも高い目標設定が必要と思うからです。

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糖尿病の血糖値コントロールはHbA1c基準値を目指す

血糖値には日々の変動を示す空腹時血糖値(mg/dl)などと、1ヶ月~2ケ月の平均血糖値を示すHbA1c(%)がありますが、基本的にはHbA1cで目標設定するのが良いと考えます。

もちろん空腹時血糖値なども無視はできませんが、HbA1cを下げていけばそれらも連動して下がっていくので心配はありません。

日本糖尿病学会が示すHbA1cの基準値は、糖尿病の合併症を予防する「7.0%未満」を明確にして、更に健康人の基準値を「6.0%未満」にしています。

糖尿病の血糖コントロール目標は基準値?

従って、糖尿病になったとしても安全な目標HbA1c「6.0%未満」を目指し血糖値を下げる努力が必要だと思います。

HbA1c「7.3%」を「6.2~6.4%」改善した概要

私が糖尿病であると分かったのは2019年11月で病院での血液検査でHbA1cが「7.3%」になっていました。

これは糖尿病合併症の危険領域に入っていましたが、幸いにも合併症の発症はなく幸運でした。

病院ではこの血糖値結果を見て食事療法の必要性と献立の指導があり、この実行2ケ月ぐらいでHbA1cは「6.8%」に下がりましたが、それ以後はあまり下がらないので独自で食事献立の調査や工夫をしてきました。

結局、病院指導の献立は手間もお金もかかるので自分の家庭の環境等を考慮して実行可能な献立を作るしかなく、ネット情報を参考に作り上げた献立で血糖値を大幅に下げることができました。

以下がその方法ですが、よかったらご覧ください。

その結果、2023年8月~10月時点ではHbA1cは「6.2%~6.4%」まで下がりましたが、これでほぼ限界の領域だと思うようになりました。

HbA1cの「6.2%~6.4%」は、糖尿病の予備軍に当たる位置、あと少しで健康人なのですがこれが難しいと判断しました。

実はもっと頑張れば健康人の基準値「6.0%未満」は可能と思うのですが、これ以上頑張るには体重減が避けらず、それは家内を介護しなけならない状況下においては無理だと思うし、そこまで頑張る必要はないと思いました。

私の現在の身長は170cm、体重58.5kgなので BMI=58.5÷(1.7×1.7)=20.2

これは痩せすぎの値でもあり、これ以上痩せては家内の介護で力仕事ができません。

血糖値の改善に4年間努力したが糖尿病の完治は難しい!

上記の通り血糖値の目標を健康人基準に設定しましたが、これ以上は無理と判断し挑戦はやめました。

そして、血糖値は現状を維持しもう少し体重を増やせないかと考えています。

更には、今後の課題として「体重を1~2kg増やしても血糖値が上がらない方法」を課題として研究していこうと思っています。

まとめ

糖尿病は油断すると合併症を引き起こし、このレベルまで悪化すると人工透析治療まで必要になることがあります。

従って、血糖値を下げることは必須であり、その目標は健康人レベルのHbA1c基準値を目指すのがよいと考えます。

今回、HbA1cが「7.3%」で糖尿病合併症の危険があった私が、「6.2~6.4%」まで下げ糖尿病予備軍レベルに回復した事例を紹介しました。

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