糖尿病は痩せるというがなぜ?その原因を知って体重を増やす方法

糖尿病になれば殆どの人が痩せるのですが、痩せすぎて華奢な体になれば弱々しくて嫌ですよね。

ただ、太り気味の人はスマートになりさほど嫌ではないかも、でも標準体重を維持してきた私は貧弱な体は嫌です。

その理由は医学的に標準体重よりやや重い人が健康的で長寿命の確率が高いと発表されており、痩せすぎは健康的にも良くないからなのです。

そこで私は糖尿病を改善しながら太る方法を探求し、徐々に体重を増やしていますのでご紹介します。

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糖尿病になるとなぜ痩せる?その原因は主に2つ!

糖尿病はその「症状独自のメカニズム」によるものと「治療法」によるものとの2つにより痩せると私は考えています。

原因1:糖尿病によりブドウ糖がエネルギーとして利用されない

通常健康な人はインスリンの働きでブドウ糖がエネルギーとして利用されますが、糖尿病の人はインスリンの働きが低下するのでブドウ糖を利用することができなくなります。

しかし、エネルギーは必要でありますから自分の身を削り(脂肪や筋肉のタンパク質を)エネルギーとするので痩せることになります。

原因2:糖尿病は血糖値を下げるために食事療法は必須、これで益々痩せる

糖尿病は健康診断などで発見されますが、医師から指導されるのはまず食事療法です。

それは糖尿病(血糖値の高い状態が長く続く)の主たる原因が食事によるものであるからです。

従って、糖尿病治療の根幹は食事療法となり血糖値を下げるために現状の食事内容を見直し「糖質量を減らす」「摂取カロリーの目安」などの指導となるのです。

その食事療法(飲料含む)の概要として主に次のような指導があります。

・糖質量の多い炭水化物(ご飯、パン、うどん、そば、パスタなど)の摂取量の目安
・間食を減らす
・甘い清涼飲料水(乳製品・アルコール以外の飲み物)の制限
・お酒、ビールなどのアルコール類の制限

以上に上げた食物・飲料は殆どが摂りすぎると太る物であり、これの摂取量を制限する食事療法を実施すれば痩せるのは当然なのです。

糖尿病になって食事療法を実施したら7kg痩せた!

私が糖尿病であると医師から言われた時のヘモグロビンa1c(hbA1c)は「7.3」、すでに合併症誘発の危険領域に入っていました。

幸いまだ合併症(糖尿性網膜症、神経障害、糖尿性腎症)は発症していませんでしたが、早急に血糖値を下げなければならない状況に追い込まれていました。

そして、上記の記載の食事療法の指導があり合併症の危険があったので即実施しました。

私の場合、実施2ヶ月でヘモグロビンa1cは「6.8」まで下がり、体重は徐々に減って最終的内は「7kg」減りました。

このように殆どの糖尿病患者は食事療法の実施過程で痩せることになります。

私の体重は標準体重(64kg)から7kg減って57kg

糖尿病になる前の私の体重は、ほぼ標準体重の64kgでしたが、糖尿病治療を続ける過程で7kg減って57kgになってしまいました。

体重が減って一番困ったのは、家内の車椅子(16.2kg)を自動車に乗せたり降ろしたりすることでした。

やはり体重が落ちると筋力も落ちるので困りますし、鏡に映った体の貧弱さに驚きです。

しかし、体重を増やしたくても食べる量を増やせば血糖値が上がる可能性があるので無闇には増やせません。

血糖値・ヘモグロビンa1cを減らし体重を2kg増やす

私は血糖値を下げるために医師の指導やネット情報を活用して食事の献立を工夫してきました。

そして作り上げたのが以下の献立表で料理経験が少なくても簡単に料理できるものになっています。

ヘモグロビンa1cを一気に下げるコツ

この献立の特徴は、次の点を考慮したものになっています。

 ・血糖値を上げる最も大きい要因である夕食の量を一番少なくし、その代わりに朝食量を
  一番多くした

 ・糖質量の少ない食材を多く活用

 ・間食は極力しない

 ・お酒、甘味のある飲料は基本的には飲まない
 

上記を実施した結果、空腹時血糖値は「103~117mg/dl」、ヘモグロビンa1cは「6.2~6.3%」まで下がり安定しているので、体重を増やしてみようと考えました。

血糖値を上げず体重を2kg増やした取り組み

基本的には運動量が多く血糖値が上がりにくい朝食と昼食において、糖質の少ない青魚、鶏肉、豆腐類などを少しづつ増やしていくことにしました。

この結果、体重は57kgから59kgと2kg増えましたが、血糖値は殆ど変わっていません。

今後は様子を見ながら血糖値が安定していれば後1kgぐらい上げて60kgにしてみようかと思っていますが、標準体重の64kgは目指しません。

まとめ

糖尿病になるとインスリン効果が低下して自分の脂肪や筋肉をエネルギーに変えて消費するので痩せてしまいます。

その上、血糖値を下げるための食事療法が必須であり食べる物・量の制限がありますから、それにより更に痩せるのです。

痩せる程度は人によって様々ですが、10kgぐらい痩せる人もあり明らかに体が貧弱になります。

私の場合は7kg痩せましたが、血糖値を下げる食事献立のお陰で空腹時血糖値(103~117mg/dl)及びヘモグロビンa1c(6.2~6.3%)が安定しているので、減った体重を少しづつ増やす取り組みを始めました。

具体的な対策は、朝食と昼食において、糖質の少ない青魚、鶏肉、豆腐類などを少しづつ増やすことにしました。

その結果、体重は57kgから59kgに増え、貧弱だった胸も盛り上がってきていますし、血糖値の上昇も今のところ上昇はありません。

様子を見て後1kgぐらいの体重アップを目指すつもりでいます。(後日、報告の予定)

以上、参考になれば幸いです。

【関連記事】

 ご参考⇒ヘモグロビンa1cを一気に下げるコツ!ラクに作れる献立で血糖値を改善

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