新型コロナの感染が始まって1年が経過したが、今だに収束の兆しはなくいつまで続くのか予想すら出来ない。
そんな中で病院や介護・リハビリ施設でクラスターが発生拡大しているが、1年の勉強期間がありながら基本的な予防法を採用していない施設を見るに付け、経営者の患者・利用者に対する保護責任の怠慢と無知が目立っている。
我が家の病院・介護施設の利用状況
私たち夫婦は70歳を超え共に糖尿病を患っており、その他の持病も持っています。
現在、家内は3病院と介護リハビリ施設に通い、私も3病院及び家内の車椅子補助のための通いがあります。
従って、病院等のコロナ対策の実態は把握しており、その対策レベルの貧弱さに唖然とし感染防止への責任者の感度不足に驚きを禁じえません。
感染防止は当該施設に任されているとはいえ、クラスターを予防する考えから行政が指導することは出来ないのかと思うのです。
利用者から見る病院・介護施設の幼稚なコロナ感染予防
病院や介護施設などの基本的な感染予防は、マスク着用、施設の入口における検温、消毒、受付での飛沫予防シート、待合室での3密対策、診察室での飛沫予防シート等になります。
私たち夫婦が訪れた病院等の感染予防は、
H総合病院:上記の予防対策の全てを実施 ほぼ100点
S脳関連病院: 同上
T眼科 :検温は受付の前でやや問題、受付にシール有り 70点
N中堅内科:入院者の面会者のみ検温、一般の診察患者は検温なしで自己申告、
受付に飛沫予防シール有り 30点
G糖尿関連病院:検温なし、受付に飛沫予防シールあり 10点
R介護リハビリ施設:検温なし、室内の3蜜対策不十分、送迎者のマスク付着用あり 10点
※この施設のスタッフと送迎車にコロナ陽性者発生
以上のようにコロナ予防に対しての実施策に大きな差があり、今だに不十分な対策に留まっていることは大きな問題であるが、行政も指導する気配が無い。
今、思えば小規模の病院・施設がコロナ予防に不備な点が多いと思われるが、これは個人任せの対策におんぶしている行政の盲点とも思えます。
まとめ
私たち夫婦は70歳を超えた高齢者で病院等の通院は残念ながら欠かせず、しかも基礎疾患者でもあるのでコロナに感染したら命の危険がある。
しかるに通う病院、介護リハビリ施設のコロナ感染対策は、お粗末な状態が続いており危険と隣り合わせである。
幸いにも我が市の新規コロナ陽性者は1日当たり1~5名と少なく、私たち夫婦は感染を免れているが、通う1つの施設で陽性者が出たので身近に迫ってきていることは明白である。
コロナ対策が不備だからといって通院を止めることはできず、自身の予防対策を徹底して身を守っていくしかないと思っています。