令和2年分の確定申告の準備、医療費控除・障害者控除

間もなく昨年(令和2年)の確定申告申請の時期になりますので、そろそろ準備を始めようと思います。

令和1年は、家内の糖尿病で手術や入院で医療費も随分かかり、始めて確定申告書に医療費控除や障害者控除を記載し数万円の税金還付を受理しました。

これらは申請しないと受理出来ないので、抜け落ちのないようにしなければなりません。

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年金受給者の主な特別控除

サラリーマンが定年退職した後の収入源は、一般的には年金のみ(厚生年金+企業年金)となります。

そして夫婦が揃って健康であれば医療費も少ないので控除対象にはならず、健康保険や生命保険などの控除しかないはずです。

しかし、私の家内のように糖尿病で片足を切断したり合併症を誘発すると、年間の医療費は数十万円にもなって特別な控除対象が発生します。

それが医療費控除であり、身体障害者に該当すれば、その控除対象者にもなりますので、抜け落ちなく申請し税金の還付を受けるのです。

これらは申請しなければ受理出来ないので、知らない・面倒などで申請しないと損をすることになります。

医療費控除

医療費の控除は、夫婦の医療費が合計で10万を超えた場合に申請できますが、合計できるのは扶養者が夫婦の医療費を全て支払っている場合に限ります。

夫婦がそれぞれに年金を受け取っており、それぞれが医療費を支払っている場合は合算できません。

私ども夫婦の場合は、家内の年金受給額が少なく医療費を支払う能力がないので、二人の医療費は全て私が支払っているので合算できるのです。

令和2年医療費支払い金額、高額療養費のまとめ

これは令和2年(1月~12月)に病院や薬局に支払った医療費を領収書を基にまとめます。

まとめ方は、氏名別に病院名や薬局別に支払い費用を12ヶ月分集計します。

また、医療費や薬代が高額になって高額療養費として還付があった場合、医療保険などの補填があった場合もこれもまとめておきます。

令和2年分 医療費控除の明細書(内訳書)の作成

上記でまとめた医療費と還付された高額療養費などを医療費控除の明細書(内訳書)に記入して、確定申告書に添付して提出します。

医療費控除の明細書様式は、国税庁のホームページにありますのでダウンロードして使います。
  
 医療費控除明細書様式
  ⇒https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/iryouhikoujo2.htm

私はエクセルをダウンロードして使っています。

これを作成することによって、確定申告書の医療費控除欄に控除金額を記載でき、税金の還付額の計算ができるようになります。

作成した医療控除明細書の事例↓

ちょっと見づらくて申し訳ないですが、左側から氏名、医療費を払った病院名・薬局、そして費用を記載していきます。

高額医療費の還付を受けた場合も、一番右側に費用を記載します。

そして、下段のまとめ表に「平成2年の所得金額を入力する」と、最下段に「医療費控除額」が計算されます(私の場合は220,104円)。

この金額を確定申告書Aの「医療費控除欄」に入力すれば、税金還付が計算されるようになります。
 ※収入が年金のみの場合は確定申告書Aを使用します。

確定申告書Aに添付するのは「医療控除の明細書」のみで、領収書は添付の必要はありません。

障害者控除

障害者控除は、障害者手帳を持っている人やそれに準ずる人に与えられる控除です。

控除は3種類に分けられており、控除額は以下のようになっています。

•(通常の)障害者:27万円
•特別障害者(通常の障害者よりも障害の程度が重度の人):40万円
•同居特別障害者(同居する特別障害者の配偶者や扶養親族):75万円

通常の障害者控除:27万円

対象者は以下のようになります。

 ・障害者手帳を持っているが1・2級以外の人
 ・知的障害者判定された人
 ・65歳以上で障害者準ずるとして市町村長等に認定された人

特別障害者控除:40万円

対象者は以下のようになります。

 ・障害者手帳を持っていて1・2級の人
 ・重度の知的障害者、精神障害者保険福祉手帳に障害等級が1級と記載されている人
 ・常に病床にいて、複雑な介護を受けている人

同居特別障害者控除:75万円

特別障害者が同一生計配偶者や扶養親族であり、申告者・配偶者・親族のいずれかと同居している人

私の家内は70歳以上で障害者手帳4級ですが、「介護を要しベッド上の生活が主体で特別障害者に準ずる」と市町村町長の認定を受けており、「同居特別障害者」に該当するので控除額は75万円になります。

なお、市町村長の認定を受ける場合、ケアマネージャーに相談することをオススメします。

この控除額は、確定申告書Aの障害者控除欄に記載し、税金還付の計算に使用されます。

まとめ

サラリーマンであった私は定年退職して年金生活をしていますが、毎年確定申告をして税金還付を受理しています。

受理する金額は数万円ですが、納税者の権利でもあり定年後に毎年申告しています。

そして、家内の病気入院(障害者認定)、私の通院などで医療費も嵩みさ一昨年から医療費控除、障害者控除も申請するようになりました。

これらは申請しないと受理出来ないので、該当する方はしっかり勉強して申請するようにしてください。

この記事が参考になれば幸いです。

【追記】
今年はコロナの感染拡大で確定申告書の提出期間も延長されたようですが、私は2月8日(月)の早朝に提出し受付完了しました。

最寄りの税務署に9時15分に着きましたら駐車している車は2台でラッキーと思いまいました。

玄関に入ると女性が1人いて検温、確定申告書の完成した人専門の受付窓口に案内、書類を提出してチェックを受けた時間が1分ぐらいで終了しました。

やっぱり早朝狙いが成功、ガラガラで待ち時間もゼロで今年も簡単に終了しました。

そして、申告してから11日後の2月19日に約5万6千円の還付金が入金されました^^