ヨード入りうがい薬の副作用で不整脈?ペースメーカー回避の体験談

ヨード入りうがい薬(イソジン&ポピドン)に副作用があるとは知らず、口内消毒のため数年間使用していました。

それで甲状腺ホルモンを低下させ徐脈性不整脈の発症に繋がり、どうやらLDLコレステロールも高くしていたようです。

もし私が、この副作用に気が付かなければ心臓病や動脈硬化など恐ろしい病気に発展したかもしれないし、ペースメーカー設置に繋がったかもしれない。

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ヨード入りうがい薬を止めて徐脈性不整脈を治した実例

徐脈性不整脈(以下、徐脈と称す)は、脈拍数が50回/分以下の不整脈で体内への酸素供給が不足して息切れなどの症状が出たりします。

そして、徐脈の原因にはヨード入りうがい薬の他にも幾つか有りそれぞれの原因により対策は異なりますが、今回の事例はヨード入りうがい薬の副作用を知って徐脈を治した実例であり、このうがい薬を使用していない方は対象になりません。

なお、2020年8月に大阪知事が「ヨード入りうがい薬がコロナに効く研究結果が出た」と述べたことで使用を開始した人もいると思いますが、まだ続けているなら副作用にご注意くださいね。(副作用は全ての人に出るとは限りませんが)

徐脈を治した経緯

2023年1月初旬に脈拍のセルフチェックで脈拍数:45回/分を計測、徐脈に効果があるストレッチや食材の摂取を開始し一次的に改善したものの5月に再発(脈拍数:32回~40回と悪化)、医療機関での心電図・24時間心電図・血液検査を実施した。

その結果、不整脈は軽度で血液検査で甲状腺ホルモンの低下が判り、原因追及により長年使っているヨード入りうがい薬が最も怪しいと結論づけました。

それで即刻イソジンうがい薬を止めたら徐脈は少しづつ減ってほぼ50日後に完全に消滅し、血液検査でも甲状腺ホルモンは基準値内に入りました。

そして、徐脈が消滅してから現時点までほぼ2ヶ月間、脈拍数は60回/以上を継続しており胸の違和感や息切れなども全く出ておりません。

従って、私の徐脈はヨード入りうがい薬が原因だったと結論付けて間違い無いと思います。

ヨード入りうがい薬の副作用とは

血液検査で甲状腺ホルモンFT4が基準(1.0~1.7ng/ml)より低下していたことが判りました。

それで甲状腺ホルモンの低下を調べると「徐脈」の発症に繋がることが解かりました。

更に甲状腺ホルモンが低下する原因を調べると「ヨード(ヨウ素)」の過剰摂取があり、私の不整脈の原因はヨード入りうがい薬であると分かったのです。
※WEBで「甲状腺ホルモンの低下 原因」で検索すれば上記の記載が見つかります

まとめると以下のようなメカニズムになります。

ヨード入りうがい薬⇒甲状腺ホルモン低下⇒徐脈性不整脈⇒ペースメーカー(手遅れの場合)

幸いにも私は早めに原因が解かり対策したのでペースメーカーの設置は免れました。

徐脈が治りLDLコレステロールは下がったか?

私のLDLコレステロールは1年前「153mg/dl」と高く、これを改善するため地中海式食事法をを実践し「139mg/dl」に下げてきました。

そして今回の徐脈・甲状腺ホルモンの低下を治した結果、LDLコレステロールは「130mg/dl」まで下がりました。

これでコレステロールの基準内に入ったので関連は有ったのではと思っています。

まとめ

数年間使っていたうがい薬に副作用があり不整脈やコレステロールに影響をきたすとは思いもしませんでした。

幸い早目の原因追及と対策が特定でき不整脈も治ったので幸運でした。

教訓は薬には副作用が付きものであり、使用前に必ずチェックする必要があると思います。

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