糖尿病合併症で6ヶ月入院治療をした家内の退院後の治療は、家族で相談して住まいの近くにある糖尿病の専門医をかかりつけ医として選びました。
そして、治療10ヶ月が経過した現在、血糖値のコントロールは上手くいきましたが、高血圧、腎機能悪化、貧血が続き、肺に水溜まったなどの病状悪化がありました。
特に腎機能悪化はひどく、高血圧、腎機能、貧血等は、診察時の検査データで悪い数値が出ていたので、改善の余地があったのではと悔やまれてなりません。
糖尿病の専門医をかかりつけ医として選んだ理由
これまで入院していた病院の薬を引き継ぎ、血糖値のコントロールを指導してくれるかかりつけ医を選ぶにあったて次の点を考慮しました。
・車椅子生活の家内のことを考え自宅から近い病院であること
・糖尿病の専門医であること
・あまり混雑していない病院で駐車場に余裕があること
以上を選定基準に私たち家族は、開業医のG病院を選びました。
かかりつけ医の選定で抜けていた点とは!
家内の腎機能等の悪化で気が付いたのは、糖尿病患者のかかりつけ医は糖尿病の専門医では駄目だったことです。
ひょっとすると私たちが選んだ医師のみだったかもしれませんが、血糖値管理は指導できても糖尿病合併症にはあまり関心が無かったように思います。
それは医師の診察コメントが、家内の腎機能低下、高血圧、貧血、頭痛等があっても関心を示さず、血糖値コントロールが上手くいっていた事に集中していたことからも想像できます。
結果、頭痛が続き、息苦しさが出てきたたので順総合病院で受診したところ肺に水が溜まったり、腎臓が相当悪いとの診断に至ったのです。
以上から私たちのかかりつけ医の選定で抜けていたことは、糖尿病患者は合併症予防に繋がる診断が出来る順総合病院(内科、糖尿病科、呼吸器科、心臓etc)を選ぶべきであったと思いました。
残念ながら気付くのが遅くなり、家内は腎臓治療のため入院中です。
この入院治療で人工透析に至らないように、回復できれば良いのですが!
糖尿病患者のかかりつけ医の選定で最も大切なこと
通常、糖尿病の専門医であれば例え開業医であっても、合併症には詳しい思いますよね。
これが私たち家族が大失敗した原因です。
血液・尿検査で腎機能低下の兆候を示していたにもかかわらず、何のサゼッションもしなかったのは、治療知識が無かったのでしょうか?
今回の腎臓悪化で入院が必要となり転院の申し入れをした時、この医師はそんなに腎臓が悪くなっているとは思わなかったと言われましたが、本当に驚きです。
今回の私たちの不幸は希なケースかもしれませんが、糖尿病患者がかかりつけ医を選ぶ場合は、合併症を事前に防ぐ診察・治療が出来る順総合病院を選ぶのがベターだと思います。
付け加えれば、もっとランクの高い総合病院がベストだと思いますが、私たち地域にある総合病院は病気毎の紹介状が無ければ受け付けてくれないので、かかりつけ医としては不適切になります。
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