ある日の朝3時半頃、家内が息が苦しいと言ってベッドの端に座って弱々しい呼吸をしていた。
脈を測って見ると特別に悪い乱れは無いが、呼吸は寝ているより座っている方が楽だと言う。
それが3日間続いたので呼吸器内科の診察を受けることにした。
目 次
呼吸器関連の病歴
家内は糖尿病の合併症で足を切断しているが、その当時は肺に水が溜まったり不整脈があり治療を受けたことがある。
その時も息苦しそうにしていたのを覚えているが、今回再発の可能性も考えられ心配である。
なお、呼吸器系の病気であるがコロナの可能性は殆ど無いと思っている。
早朝に症状が出ることからの推定
息苦しさが出るのが早朝に偏っていることから幾つかの原因を探る。
・ここ一週間は本格的な梅雨に入り湿度が80%以上と高い
・家内は暑さに敏感すぎて睡眠中に冷房をかけ23~24℃と冷やしすぎ?
・足のむくみが一向に治らず、足に水が溜まり気味?
でも、この推定が息苦しさに繋がるかは全く分からない。
呼吸器内科での診察の結果
呼吸器内科で診察を受ける前に血液検査、心電図、レントゲン検査が行われた。
実は尿検査もあったのですが、家内は検査前の待ち時間にトイレに行ってしまい、採尿ができずに省略しました(汗)
心電図、レントゲン検査からの結果
・心電図検査では異常はありませんでした
・但し、レントゲン検査で両肺に約1/3水が溜まっているのが認められた
肺に水が溜まっていた、その原因は?
肺に水が溜まったことにより息苦しさが出たのは間違いないが、早朝に集中していることから幾つかの要因が重なったものと思われる。
・冷房温度の下げすぎによる発汗量の減少
・一週間前に別病院で従来から服用していた利尿薬(プロセミド錠を20mg)の分量を半減(10mg)したことの影響が、主な原因との医師の診断であった。
肺に水が溜まってることには驚いたが、医師はさほど大変な病気のようには捉えていないようでしたが、これは喜ぶべきことか?
治療と自らの対策
以上から医師の治療法は、利尿剤(プロセミド錠10mg)を20mgに戻して2週間様子をみることに決定した。
肺に水が溜まった時の一般的な治療法は、肺内の水分を除去するための利尿薬や、炎症をおさえるための種々の薬剤と記載されています。
今回の治療法の利尿薬のみの変更は、家内の症状が比較的軽いので妥当なのかもと思います。
薬の効果は医師の判断に委ねるとして、私たちは家内の過剰冷房による冷えを止めさせることで、体内の水分蓄積を防ぐことにしました。
治療効果の検証
・7月7日に診察を受け、利尿薬の変更服用は翌朝から行うことにした
・診察を受けたその日、帰宅後から就寝中も冷房は使わず、扇風機を使用することにした
※この日の室温は25~27℃
・7月8日の早朝は息苦しさが少し和らぎ、発汗も少しあったようだ。
そして朝食後に利尿薬の変更服用開始、その後オシッコの量が増えたと家内の報告有り
明朝の結果が楽しみだ!
・7月9日の早朝は前日と変わらず残念、そう簡単には肺の水は抜けないようだ
・7月10日の就寝時は一度も息苦しさが無かったと家内の報告有り。
診察後3日目にして明らかな改善の兆しがあり、今後も続くことを祈る♪
・7月11日も就寝時の息苦しさ一度も無く2日連続で回復の兆しを見せた。
またお腹周辺がモッコリしていたのもスッキリしてきた。
・7月14日(受信後7日目)、だいぶ水が抜けてきたのか気分も良くなったと家内の報告。
まずはホットしたところです。
次回診察の21日(初信後14日目)には良い結果が聞けそうです。
・7月21日(受信後14日目)
肺の水は90%ぐらい抜けたとの医師の診察コメントがありました。
利尿剤の服用は続け、水が抜けたら服用は辞めるとのことでした。
そして、8月3日(受信後27日目)に水は抜けたので利尿剤の服用も辞めました。
なお、今回の原因はまだ解っていません。
原因調査のために心臓のエコー検査を実施したところ、心臓が肥大していることが判明。
そして、更に腎蔵のエコー検査も実施することになっています。
糖尿病で高血圧の家内、様々な合併症が起きているのでしょうか?
心配でなりません。
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