血糖値を下げる方法で治療以外では、食事療法や運動が提唱されていますが、高齢になると運動も簡単には行えないのが実態です。
そのような中、短時間で行える運動で血糖値を下げるスクワットがテレビなどで話題になりました。
その事例としてNHKのガッテンで紹介されたのが「ピンク筋スクワット」、それ以外では「7秒スクワット」が有名ですが、内容は似ているので私は「ピンク筋スクワット」を実践することにしました。
目 次
血糖値を下げるピンク筋スクワットの概要
ピンク筋は赤筋・白筋の2種類があり「太もも」や「背中」に多いので、この筋肉を鍛えて増やすと糖の消費が促進され血糖値が下がることに繋がるようです。
ピンク筋スクワットを糖尿病の入院患者が実施した結果
ピンク筋スクワットを紹介した京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室長の坂根直樹さんのお話では、実際にこのスクワットを糖尿病の入院患者62人に8週間(2ヶ月)続けてもらったた結果では、ほぼ全員の血糖値が低下したとのこと。
ピンクスクワットの方法
1.背幅より広く足を広げる
2.両手を前に伸ばし10秒かけてゆっくりと腰をおろす
3.膝が90°ぐらい曲がったら2秒間停止して立ち上がる
4.以上を10回繰り返し1セットとする。
5.少し休憩(1~2分)して合計で3セット行う。
以上を週2回以上行い継続していく。
ピンク筋は太った人に多いのか?
太っている人は太ももも太いのでピンク筋も多いのかなと思いますが、鍛えなくて太っている人は脂肪が多く筋肉は少ないようなので、糖の消費は高くないようです。
まあ、太っている人に糖尿病が多いことからも頷けますね。
ピンク筋スクワット実践の効果
私は血糖値を下げるためにピンク筋スクワットを週3回を目標に実践していきます。
果たして私に効果があるか?期待して実施していきます。
ピンク筋スクワット1週間実践の結果
血糖値についてはピンク筋が増えななければ効果は出てこないと思うので、恐らく1ヶ月ぐらい続けなければ期待できないと思います。
ピンク筋の提唱者は週2回は実践と言っていますが、私はせっかちなので週3回のペースで行い、ピンク筋を増やすスピードを早めたいと思っています。
ただ、膝を痛めないように配慮して基本は1日置きの実践としました。
実際に実施した結果では、始めて2回ぐらいは結構きつかったのですが、3回目からは慣れてきつくは感じませんでした。そしてウォーキングすると太ももの裏が突っ張るので、明らかにピンク筋の増強効果に繋がると感じています。
当面は1ヶ月続け効果が出るか確認していきます。
私の現在のHbA1cは6.8と高いので、何とか6.4以下にしたいのですが、その一助になればとの思いでいっぱいです。
ピンク筋スクワット1ヶ月実践の結果
ピンク筋スクワットを週3回のペースで実践し1ヶ月後に定期の診察がありました。
その時の血液検査においてHbA1cは「6.6」の判定となり改善の兆しが出てきました。
前回のHbA1c(2020/11下旬):6.8⇒今回(2021/1下旬)6.6
【考察】
昨年の後半から上昇傾向にあったヘモグロビンA1cを何とか下げたいと始めたピンク筋スクワット、実践1ヶ月で上昇を止められたことがとても嬉しいです。
これがスクワットによる効果と100%断ジルことはできませんが、良い結果を示したのは間違いないと思うので、これからの日常ルーチンとして実践していこうと思います。
ピンク筋スクワットによる期待効果
まだ1週間しか実践していませんが、実際にやってみてピンク筋を増やす効果だけではなく、やっている最中にじんわりと体が熱くなってくるので新陳代謝の促進にも効果があると思えます。
特に高齢であまり運動も出来ない方も、このスクワットはゆっくり行えるので実践出来るのではないかと思います。
ピンク筋スクワット3ヶ月実践の結果
ヘモグロビンA1c低下を期待して始めたピンク筋スクワットも3ヶ月が経過しました。
しかし、HbA1cは「6.6」と変わらず目標の6.4には到達しませんでした。
これがこのスクワットの限界なのかと思いながらも、足を鍛えるのにも有効なので今後も続けていきます。
また機会があれば報告します。